R35 GT-R Naviの巻
2017年 6月 16日

今回は・・・あまりやりたくない作業です。

一応な、法律に引っ掛かることじゃないから良いんだけど
メーカーが自主規制で制御出来ないようにしているだけだから・・・。

市販の、TV観られますキットを使えば、そりゃもう簡単終了だよ!
でもさ、せっかくだからD.I.Y.でやりたいじゃん? では、早速・・・バラそうね。

純正ナビ本体の両側にあるパネルを引っ張って取り
シフトレバーのパネルを後ろの方から引き上げて取ります。

ネジは無いから楽チンですよ。

この時、両座席を一番後ろにして、助手席側はシートを後ろに
そらしておいた方がパネルを外しやすいです。

サイドブレーキも ガッツリ 引いておいてくださいね。
ここも、引っ張れば取れるのですが・・・


問題は、後ろの方!

シートが無ければ楽なんだけど。


ちょっぴり知恵の輪状態なので、よく観察して
プラスチックを割らないように気をつけてください。

クリップ2個で固定されています。
次に、インストサイドパネルを外して
ウェザーゴムを引っ張って緩めて
インストロアパネルを取ります。

フードオープナーの付け根にある6mmのボルト2本外せばOK!

ステアリング調整で、最大上と最大引きにしておきます。

インストロアパネルは手前に真っ直ぐ引けば取れますが
ETCや空調、キー認識の機器のハーネスが付いていますので
慎重に引き出しながら外していってください。

空調ゴムは爪を立ててめくるように緩めると抜けますよ。

OBDUコネクタは 斜めにして通せば抜けます。
トヨタ車は、昔から有った「サービス端子」


日産も、メーカーNAVIには、そうしたものが付いてきた。

ま、輸出の関係が有るからだと思うんだけどね。


今回は、メーカーナビでもHDDタイプの物、
アナデジ2種類しか調べていないのでご了承ください。

ディーラーオプションや後付けナビは、サイドブレーキ信号を
アースにすれば、解除となります。
このコネクターと本体の間に、TVキットを着ければ終了


しかし!それじゃーつまらないんだよねw


ここからが、D.I.Y.の始まりだ!



デジタルチューナーナビは32P
アナログチューナーナビは40P

これ以外は分かりませんw
そのうちに、キット化したいと思ったので、真面目に作ったw

TVやDVDが観られればOKと言う人は、一番下の配線1本でOKだよ。


残りの3点は、走行中にナビの操作ができるようにする物です。


いいな!オイラ欲しい!という方は、メールにてお知らせください。
なお、R35以外の日産車にも対応が出来る訳で・・・ご相談ください。
ちいせえよ!w


いや〜、あまりにも小さくて、熊の手のあたしにはキツイ加工ですわ


なんと!端子の幅は1.6mm。 たった1ヶ所の脱着なのに・・・ん〜〜w

TVやDVDが観られればOKと言う人は、ハーネスを差し込むだけなので
抜き差しが無いぶん、楽チンなんですけどねw

これで、サイドブレーキを下ろしても、画面はそのままで視聴OK!

もちろん、外部入力の映像も消えずに映りますよ。
外部入力端子については、メールにてご質問ください。
さて、サービス端子を利用しても、車速パルスが入った瞬間、

一部のナビ操作が出来なくなるので、スイッチを付けます。

今回は、あんな所に着けてみました。


車速信号をON/OFFしているだけなのですが、

切ったままだと、画面上で車が移動しなくなりますw

さて、インストロアパネルと関連ハーネス等を取り付け、

スイッチのハーネスを接続をして、そのまま走行テストを行い

スイッチのON/OFF確認をして完了です。


後は、外した物を元に戻していけば終了です!




※撮影のため、純正ハーネスをよけて撮影しています。
如何でしょうか?


もちろん!運転中に画面を注視するのは危険です!


それよりも、
「走行中にTVが映るようになったら、子供が喜んで車に乗るようになった」
と、感謝のお言葉を頂いたことも有ります。


そもそも、車は走る凶器なのですから、TVが映ろうが映らまいが
運転するあなた次第って事ですね。気をつけてください。


画面は、まいどおなじみ、アナと雪の女王から・・・
「スヴェン観てみなよ。空が起きてるよ」 って言っているらしいオラフ。w
今回のR35 GT-RはアナログTVチューナーの車両で、VTR入力にパナの地デジチューナー(日産純正)が接続してありました。
以前に、今回のような対策をしたことが有ったのですが、他社からもTVキットが販売されているので取り上げませんでした。
今回、D.I.Y.支援の事もあり、出来るだけ手軽に、改造は最小限で行えるキット開発のため、撮影しながらの開発秘話ですw。