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今回は BCNR33 GT-Rにエレメント移動タイプの
オイルクーラー取り付けをご紹介します。
いつものように バラバラにします(笑)
オイルクーラーキットはHKS製ですが、
BCNR33用 エレメント移動タイプ(Rタイプ)は
存在しません。(笑)
??? 実はBNR32用を流用しています。
それでは、取り付け開始!! |
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まずは、オイルフィルタを取り外して
取り出しアタッチメントAssyを取り付けします。
そもそも Sタイプのキットが有るじゃん?
って思う人が大半ですよね〜
でも、エレメントを交換したことのある人なら
納得してもらえるかなぁ〜
RB26って交換が結構大変なんですよ。
それと、オイルが垂れて汚れるじゃないw |
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オイルクーラーホースはこんな感じに。
らしくなってきましたねw
このホース。Sタイプは#12 Rタイプは#10
げっ!細いじゃん?
レースをしないエンジンに#12は太すぎ
アイドリング時の油圧低下を防ぐため
#10のRタイプがちょうどいいんです。
大は小を兼ねない一例ですね♪ |
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アダプターサーモAssyとステー 加工前
取説と違う取り付け方な訳ですが。
いいんですよぉ〜流用なのですから(笑)
こうまでしてオイルクーラーなんて店の儲け?
違いますよ〜。純正のオイル温度計見てますか?
無改造のGT-Rで高速クルージングすると・・・
油温計は100℃を越えてきます。夏場だと・・・
渋滞の時だって、かなり高いですよ〜 |
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アダプターサーモステーの加工と溶接
綺麗に塗装して、乾燥する間に次の作業を・・・
100℃を越える油温は何処で冷却させるのか。
そう、それは冷却水で冷やしてるんです。
せっかく大容量のラジエターを導入しても
オイルの冷却に性能を奪われたんじゃ・・・
オイルシール類も傷みますし、クラッチや
ミッションだって高温にさらされる訳ですね。
精密なクリアランスで作動してるミッション。
高温でクリアランスが狭くなったら・・・ |
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BNR32用キットのステーならこんな風に
最小の加工で取り付けが出来てしまうんです。
取説通りだと全然付きませんが・・・(笑)
コアサイズも12段と、ちょうど良いサイズです。
油温が上昇すると油圧が低下します。
オイルの性能や寿命も低下します。 |
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さて、折り返し地点に来ました。
取り外した部品を取り付けていきます。
コアの取り付けが一番緊張します。
フィンに触れてしまうともれなく曲がりますw
フィッティングを取り付けるときには、オイルを
添付し、コア自体にオイルを充填します。 |
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インタークーラーを取り付けて
レインホースも付けたところです。
Q:エンジンオイルの役目って知ってます?
A:潤滑! 正解!でっす
Q:じゃあ あと4つ答えて
A:・・・ |
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ステーの塗料が乾燥したらアダプターサーモと
クーラーホースを取り付けて完了!
IN/OUTを間違えると大変なことに・・・w
斜めに取り付けてあるのは、センサーを付ける
スペースを確保してあるためです。
エンジンオイル君の5大役目
潤滑・洗浄・冷却・密封・防錆 です。
モータースポーツオイルは、洗浄・防錆能力を
抑えた分で他の性能を向上させた物
と言われておりw メーカーによって違いは色々 |
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おすすめは「HKSオイルフィルター」
ネオジム系の強力磁石を内蔵しており、
エンジン内部で発生した鉄粉をがっちりキャッチ!
特殊フィルター採用で圧力損失が極めて少ないです
安物フィルターに起こるフィルタ破損は皆無です。
フィルターが破損すると、そいつが目詰まりを起こし
オイルポンプにも悪影響を及ぼします。
最悪、エンジン焼き付きの原因にもなります。 |
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もちろん! 使用しているオイルは RH9オイル
過激なドラッグレースで開発したオイルですので
全回転域でレスポンスが向上します。
欠点は、お値段が高・・・orz
中間マージン0円ですから、性能>値段 ですよ!
(製造元は割に合わないと言ってますがw) |
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お待たせしました〜 完成でっす!
オーナー様の後日談
「油温計が80℃を越えることが無く、
安心して乗ることが出来ます。
暑い時期にどうなるか楽しみです」
さぁ、愛車を末永く乗り続けるためにも
冷却系のチューニングには、是非とも
オイルクーラーの装着をしていきましょう♪ |
重要なお知らせ
BNR32及びHCR32用 HKSオイルクーラー Rタイプは、メーカーの都合により廃盤となりました。
この記事をご覧になって、購入意欲が芽生えた皆様には大変申し訳ありません。
2度に渡り、再販をして頂いたHKS様には感謝申し上げます。
現在は、
Sタイプを購入の上、別途フィルター移動キットを取りつけるか、
他社製品を選択していただくしか方法がありません。
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