蛍光灯式 懐中電灯の改造

2017年 3月 23日
数年前、大雪が原因で大停電を経験しました。
そこで、懐中電灯が欲しいと思っていたところ、
コンビニで在庫処分していたので買った。ような気がするw

富士通 ミニ蛍光灯 ブルー SF343F という商品

しか〜し、4Wの蛍光灯が思ったより明るくない。
しかも、2〜3時間しかもたない、かなりの浪費家なのだ。

そこで、今 流行りの LED式にしてしまおうと思ったのですよ。
さっそく! 解体!


蛍光灯の点灯には、約 6000Vの電圧が必要で、

乾電池4本 6V を トランスを使って昇圧しているのです。
トランジスター1個を使って、発振回路を形成し

トランスによって、高い電圧を発生させています。


LEDなら、数ボルトで発光し消費電力もきわめて少ないのにね。
ところが、4w蛍光灯のサイズにLEDを並べても良いのですが、

作る方が大変なのです。発熱も心配だし・・・

何個も生産して販売するなら良いのですが、今回限りなので。


そこで、車用のバーLED COBタイプを使用します。

でも、車用って12vじゃん?w

だから、小型インバーターで昇圧することにしました。



COB=Chip On The Board の略
インバーター基板を追加するため、元々の基板を加工します。



インバーターを使うのには、もう一つ理由があります。

12v用LEDを車用バッテリーに接続したとして、これはOK

しかし、いつしかバッテリー電圧は落ちてきます。

電圧が半分になったら、LEDも点かなくなりますよね?


しかし、インバーターなら4vも有れば、しっかり12vを作ります。

バッテリーの最終電圧まで、がっつり搾り取ってくれるんですw
不要な電子部品を取り外しました。


トランスを残したのは、トランスがそこ付きして、
基板の高さを保っているからです。

それと、偶然ですがインバーター基板の押さえにもなりましたw
加工した基板


この時点で、作動確認をしましょう。


調整が出来るインバーターなので、
いきなり通電したら何ボルト出力するか分からないからです。


ニッカドと同じ 1.2vまで使い古した電池4本 4.8vでテスト!

出力を12vに合わせて、セット完了です。
ほぼ完成した画像


ふたを閉めれば完成ですねw
さぁ〜 如何ですか? 比較するまでも無く LEDって明るいですね