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今回は、BL5 レガシーに搭載されている、
EJ20Yエンジンのオーバーホールをご紹介します
私にもあった若い頃(笑)から、
エンジン修理=オーバーホール と言う変な定義がある
でも、本来これは間違いな訳ですが、いつからこうなったのでしょう?
昔はエンジン修理の際にシリンダーをボーリング(穴開け)した事から
サイズアップ→オーバーホールと言われているらしいです
修理=Repair であって、部品の交換等はこれらに当たります
問題のエンジン修理と言うと、Rebuildが正しいのです
でも、当店へは「エンジンオーバーホール」でお願いしますw |
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さて、能書きはほどほどにしていよいよ 解体分解ですね♪
まずは補記類の取り外し
インタークーラーとかハーネス、配管類ですね
もちろん、冷却系のホースも外しますよ〜 |
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上が終わったら、今度は下回りだぁ〜!
オイルクーラー配管内のオイルを抜いてます |
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オイルを抜いている間に、プロペラシャフトや
フロントドライブシャフトを取り外します |
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じゃ〜ん!
ミッションを取り外しました〜
続いて、エンジンも よっこらせっと・・・ |
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取り外したエンジンは スタンドにセットして
いよいよ エンジン本体の解体分解で〜〜す♪ |
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いや〜ん お代官様〜〜(謎
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どんどん、脱がして 取り外していきますよ〜w |
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やべ、首もげた?w
違うだろ!(突っ込んでくださいw)
シリンダーヘッドを取り外しました |
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ライナーに傷が付いてないか・・・?
今回は大丈夫のようですね♪ |
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まずは、左側のヘッドから
燃焼形状はバッチリですね!(少し怪しいが・・・)
インテーク辺りに LH の文字が!
これが、左側のヘッドと言うことが判る記号ですね
アメ車のエンジンはヘッドが共通で、入れ替えても使えるんですよ
まぁ〜 OHVだけですけどね♪
OHVってナンですか? そりはですねぇ〜・・・ググってちょ(笑) |
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さて、横にそれてしまった話は捨ててきて、本題へ・・・w
いよいよ右側のヘッドを外してみたところ、異常発見!
ほらほら、バルブの色がちなうでしょw
燃焼状態はバルブを観れば一目瞭然! |
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よく観てみると・・・曲がってるし〜
ピストンと干渉した跡までしっかり付いてますね〜 |
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お〜〜 痛てててっ しっかり骨折してますw |
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念のため、他のバルブも全部測定しておきましょう♪ |
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コネクティングロッドは HKS製H断面を使用しました |
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もちろん、ピストンも HKS製鍛造ピストンを使用しました
ニッケルメッキ+モリブデンコート仕様で耐久性もバッチリ! |
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HKS製クランクシャフトは、削り出し品なのです |
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HKS製だから安心するのでは無く、すべてのパーツを隈無く測定
物事の善し悪しは比較から |
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手間暇を掛けた分「安心」と言う名のチューニングが出来るのです |
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バルブガイド交換、ヘッド面研磨、シートリング加工後のヘッド |
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バルブを挿入してみました
加工後の綺麗なエンジンはいつ見てもいいですね〜♪ |
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純正のターボチャージャーって非力ですよね?
今回は HKS製 GT2835 ターボキットを装着しました |
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インタークーラーも前置きにして、ターボの性能を余すことなく
引き脱してパワーアップを図ります
慣らしが終わったらいよいよコンピュータセッティング
オーナーのインプレッションに乞うご期待ください |
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