MR2

2019年 5月10日
今回は、約9年前に来た MR2 のお話し。

倉庫に眠っていたMR2。エンジンが暖まると
吹けない、エンスト、再始動不可能の症状

3年前は、エンジン始動不可能で、ポンプ交換
3年前に交換した燃料ポンプは ザッビザビ!w


その後、冬期にバルブ固着で、圧縮比が 0 に。

柔らかいオイル+添加剤にて洗浄


最近の燃料には、バイオ燃料が混入されているせいか、

錆が発生する事が多いような気がする。

こちらも、添加剤にて対策しました。


あまり好きでは無い添加剤ですが、助かりますね♪
トヨタ系 トラブルの定番?なのか。

ググると「コンデンサー液漏れ」記事が多い。

当社のMR2も、画像の通り液漏れをしていた。
幸いにも、基盤は痛んでいなかった。

EFI自己診断は、水温計センサー断線又はショート。

このコンデンサーを交換してみたらエラーは消えたが、
始動性が悪くなり、2次空気入れてやっとの状態。
黒煙モコモコになってしまった。

プラグがビチョビチョなので、とりまえず交換。
他のコンデンサーも交換してみたが、変化無し。
もしかしたら・・・ と、言うことで

リアルタイムデータを調べたら、エンジン触れない位、

完全に暖まってるのに 10.0 ℃ ???


そこで、EFI用水温センサーのコネクタを外してみると・・・



何事も無かったようにほぼ正常になったw

再始動も容易に出来るようになった。

犯人は、「EFI用水温センサー」だった!




故障した水温センサー


正常なセンサーの抵抗値は 2.0kΩ(:注)

故障したセンサーの抵抗値は 237kΩ(:注) と!

100倍以上の数値でした。これじゃ〜ダメやねw






:注 標準値ではありません。手で握る程度でも変化します。

以上でトラブルが解決された訳ですが、この MR2 いつまで保存しておくのだろう・・・w